ボルドーから東に180kmのところにある、A.O.C.カオール。 その中の中央山岳地帯の端に蛇行するロット川に沿ったヴィール村に、6代前から続く家族経営のワイナリー、クロ・ラ・クータルの畑があります。 夏は暑く乾燥して、冬は寒さの厳しい所です。 クロ・ラ・クータルでは生きた土壌を大切にするため、化学肥料・除草剤等は一切使用しません。 カオール地区の中でも特に水捌けが良く、ミネラル分の豊富な土壌からは、大変力強いワインが生まれます。それだけにフィリップ氏は、タンニンの質には特にこだわっているとのこと。 醸造にも工夫をこらし、まろやかな風味、ブドウ本来の純粋な果実味を引き出し、濃厚ではあるけれどフルーティーで心地良いワインを生み出しています。
【品種】 オーセロワ主体、メルロ、タナ 【味わい】 熟した果実の濃厚な風味とスパイシーな香り。キメの細かいタンニンがたっぷり!飲む人を疲れさせない、ナチュラルな味わいが魅力です。 【料理】 豚ヒレ肉のマスタードソテー、やきとり