童コルマールから少し南に位置するユルスラン・レ・シャトー村にあるこぢんまりとした醸造元、ジェラール・シュラー・エ・フィス。ワイン造りに関してはフランス革命の頃から200年以上もの永い歴史を持っています。 1982年からジェラール氏の息子、ブルーノ・シュラー氏が栽培・醸造全般を担っています。 この蔵では、通常化学肥料や殺虫剤などの化学物質を排除した“ビオディナミ農法”を実践していますが、どうしてもやむを得ない場合には殺虫剤を使用することもあります。ぶどうの風味を最大限に生かしたワイン造りをするのが、ブルーノ氏の一番の目的です。彼にとっては“ビオディナミ農法”は、あくまでもそのための一手段に過ぎません。 彼の造るワインは「アルザスワイン」の概念を覆す、強烈な個性を持ったものがほとんどです。そのためAOCの規定からはずれることも少なくありませんが、枠にとらわれず独自のスタイルを貫くブルーノ氏に、多くのワインファンが注目しています。
【品種】 リースリング 100% 【味わい】 10ヶ月間シュール・リーで熟成。旨みたっぷりでとろみのある味わい!
【品種】 ピノ・ノワール 100% 【味わい】 フルーティーな香りが一面に広がり、それだけでも大満足!マイルドなタンニンと旨みは、一度飲んだら忘れられないおいしさ。
【品種】 ピノ・ノワール 100% 【味わい】 イチゴを煮詰めたような甘酸っぱい香りにしばしうっとり。口に含むと何ともいえないぶどう本来の素朴な旨みが広がってきます。
【品種】 ピノ・ブラン 【味わい】 美しい黄金色と比例する旨みとボリューム感があります。しっかりした酸があり、この蔵の中ではすっきりしたタイプのワインです。
【品種】 リースリング 【味わい】 濃縮した果実味とひきしまった酸味のバランスが最高!リースリングのパワー全開!!ブルーノ氏にしか出せない個性的な味わいが魅力です。
【品種】 リースリング 【味わい】 貴腐菌のついたぶどうを粒よりして収穫。トロ~リとろけそうな口当り。 樹齢40年の木10本分から1本のワインしかできないというから驚き!
【品種】 トカイ・ピノ・グリ 【味わい】 よく熟れた桃のような、凝縮したジューシーな香り。アルザスワインを超えた、濃厚な果実味と長く続く余韻はシュラーならでは!
【品種】 ゲヴュルツトラミネール 【味わい】 非常にコクが豊かで、豊潤な“スーパー・エデルツヴィッガー”! 単一品種と認められなかったという、複雑で深みのある味わいがユニーク。